とりで法律事務所(東京港区北青山)・ブログ

解決事例・手続途中からの依頼(金銭請求)

2024年11月22日 23:38

1 ご依頼の経緯

Aさんは、Bさんに対し300万円を貸しましたが、その後、返済を何度求めてもBさんから返済が全くありませんでした。そのため、Aさんは、仕事終わりや休日に、ご自身でネットや書籍などを調べて、Bさんに対する支払督促を申し立てました。

これに対して、Bさんは、争う旨を示して異議申し立てをしたので、通常訴訟に移行しました。


この段階で、Aさんとしては、民事訴訟をどのように対応してよいものか分からず、また、Bさんとの交渉に強い不安がありました。何より、Aさんは、仕事で平日の日中に裁判所に出向いて期日対応することが難しい状況だったため、当事務所に相談に来られました。

2 当事務所の対応

Aさんからご事情や証拠関係を面談の中で確認した上で依頼を受け、各裁判期日において、Aさんの代理人として、必要な主張(訴状に準ずる準備書面等)や証拠を提出しつつ、出廷してきたBさんと粘り強く交渉(期日外も含む)してBさんを説得し、一部頭金の席上交付(和解成立時において、裁判所で現金の交付を受けること)、分割払いを条件とした和解を成立させました。

3 解決

金銭の不払い・手続の不安 → 和解成立、一定額の返金(その後、Bさんから和解内容に従った分割払い)


金銭等のトラブルになった後、ご自身で対応することは少なくなく、Aさんのように、初めはご自身で法的措置を講ずることもあります。ただ、手続の途中でご自身での対応が難しい場面が出てくることもあります。


弁護士は、民事訴訟を含む紛争対応の専門家であり、ご本人様による手続で行き詰った場合に、ご相談やご依頼いただくことで、対応できる場合があります(※一般には、できる限り早期に相談された方がよく、民事訴訟の終盤では、そもそも依頼を受けられないことなどもあります)。


当事務所では、上記のようなトラブルについても対応しておりますので、ご相談・依頼を希望される方は、当事務所のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。